食事

健康のためには、空腹が効果的?!

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加藤 功甫

加藤 功甫

シニアコンサルタント株式会社Bodytune-Partners
NPO法人Connection of the Children 代表理事 一般社団法人日本スポーツ&ボディ・マイスター協会 ディレクター 横浜国立大学大学院修了。運動生理学修士。 元中高一貫校保健体育教師。 2011年、25社の協賛を得て、ユーラシア大陸2万キロを自転車横断。 各地の教育機関を訪問し、教育の可能性を研究。 2013年、非営利活動法人を立ち上げ、グローバルでローカルな教育プログラムを開発。全国の教育機関でプログラムを実施している。 2014年より、日本スポーツ&ボディ・マイスター協会でスポーツイベントの企画運営に関与。 年間150回のイベントのオーガナイズを実施。 主な研修テーマはレジリエンス、マインドフルネス、コミュニケーション、チームビルディング、キャリア、多文化共生。 2013年、2014年トライアスロン(ロング)日本代表 2015年、サハラマラソン250kmを完走。 資格 小学校教諭専修免許 中学校教諭専修免許(保健体育) 高等学校教諭専修免許(保健体育) 水泳1級 書籍 『ユーラシア大陸自転車横断2万キロの旅』 (枻出版社 2012)

ゴールデンウイークの長いお休みで、生活全体のリズムが「休日モード」になってしまった方、いらっしゃいませんか?

生活の中でも特に「食生活」が乱れがちです。気温が上がり、よい天気が続くと、冷たい飲み物や食べ物に、つい手を伸ばしがち。

皆さん、飲み過ぎ・食べ過ぎで胃もたれしていませんか?

さて、あまり意識されたことがないかもしれませんが、直近のランチを思い出してください。

皆さんはいつもお昼ご飯を食べる時、空腹感を感じていますか?
それともなんとなくお昼になったからお昼ご飯を食べていますか?

お腹が空くとイライラしたり、集中できない・・・と思いがちですが、近年、空腹状態が私たちの健康に好影響をもたらすという研究結果が続々と出ています。その中でも、ビジネスパーソンにとって有益であると思われる「空腹状態による効能」を3つ紹介します

 

1)思考がシャープになる

空腹状態の反対は、満腹状態です。満腹状態の時、私たちの体の中は取り込まれた食事を胃を中心にせっせと消化作業をしています。その際、たくさんの血液が胃を中心とした消化器官に集中しますので、その分、脳の血液量は減少します。結果的に、満腹状態の時は思考が鈍りがちになるのです。

その逆に「空腹状態」とは、「血糖値が低い状態」。実は空腹状態の脳は、タンパク質が活性化し、脳の機能が向上するという効果も期待できます。

ちなみに「空腹感」とは、諸説ありますが一般的には、「血液中のブドウ糖濃度、すなわち血糖値の低下」により引き起こされると言われています。

 

2)疲労回復の効果

空腹状態が直接的に疲労回復に効果があるわけではありませんが、空腹状態を作ることで、私たちの体の新陳代謝が活発化します。

これは、空腹時に体内で分泌される「グレリン」というホルモンが、成長ホルモンの分泌を促し、結果として、体内の老廃物が排出され、新しい細胞へと入れ替わるからです。それにより、老廃物が体内に蓄積することが防げるため、体内が常にフレッシュな状態に保たれます。

 

3)アンチエイジングの効果

この効果が一番よく耳にすることがあるかもしれません。空腹状態をつくることにより、アンチエイジングの効果が期待できます。

空腹状態下、私たちの体内では、「サーチュイン遺伝子」といういわゆる若がえりの効果がある遺伝子が働く、と言われています。このサーチュイン遺伝子は、空腹時にのみ機能します。サーチュイン遺伝子の働きの中に、私たちの細胞内のエネルギー工場「ミトコンドリア」の働きを活性化する働きがあります。私たちの体を動かすエネルギーはATPと言われる物質なのですが、このATPを体内で多く生産するのが、ミトコンドリアです。ミトコンドリアの働きが活性化することで、効率よくエネルギーが生成され、私たちの体は取り入れた酸素を有効に利用、エネルギー代謝を円滑にします。

結果として、若々しく、健康な体をキープすることが可能となるのです。

以上3つの効果をご説明しました。

ではこの「空腹状態」、いったいどれくらいの時間が必要なのでしょうか。ポイントは次の2つです。

1)まずは時間にして、空腹感を感じてから、30分から1時間。この短期間の空腹状態を日々意識する。
2)なるべく食べる時間を日々揃える。毎日の食事のリズムが整うことで、自分が食べたい時間に合わせて空腹感も感じられるようになります。

 

空腹感を意識した生活リズムは、ビジネスにおけるパフォーマンスをアップすること間違いなし。

ぜひ今日から実践されてみてください!

 

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