脳のパフォーマンスを高める

ビジネスでも使える「超回復」とは?

みなさんは「超回復」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

スポーツをしている人でなければ、あまり耳にしたことがないかもしれません。

超回復とは、トレーニング後、24時間程度の休息をとることで、トレーニング前よりも筋肉の総量が増えることを言います。

すなわち、超回復をすることで、今まで100持っていた筋肉が110となり、それにより、今まで以上の負荷に筋肉が
耐えられるようになります。

人間の体はよくできていて、常に外部からの刺激に順応するよう体を柔軟に変化させることが可能なのです。

例えば、ウェイトリフティング50㎏が限界の人であれば、翌日に60㎏を持ち上げることはできませんが、日々1㎏ずつ負荷を増やすことで、1か月後、60㎏を持ち上げることが可能となります。

超回復を繰り返すことで、アスリートたちはより高みへと自分たちを高めていっているのですね。

今回は、この「超回復」をスポーツではなく、ビジネスの現場にどう活かすかをみていきたいと思います。

 

そもそも、超回復にはどのような要素が含まれているのでしょうか。

現在の研究では、

1)自分の限界よりも少しだけ強い負荷の運動

2)休息と栄養を一定量以上取得

が超回復の条件と言われています。

なお、近年では 2) の休息は「絶対安静」ではなく、「血液の循環を促進する軽い運動(ジョギング等)=アクティブレスト」が有効であるとされています。

では、この超回復の条件をビジネスパーソンに当てはめてみましょう。

 

ビジネスパーソンが日々多くのエネルギーを使う体の箇所、それは「脳」です。

新規企画を開発したり、システムを構築したり、お客様へより良いサービスと届ける工夫を考案したりと、ビジネスパフォーマンスの脳は日々フル回転です。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、脳も全身の筋肉と同様、酷使しすぎるとその能力は低下し、パフォーマンスが上がらない状態になります。

アスリートがトレーニングと適度な休息を取得し、超回復を遂げさらなる高みを目指すように、ビジネスパーソンも、1)2)のプロセスで脳を超回復させ、脳のパフォーマンスをさらに高めることができます。

ここでは一例となりますが、例えば1)の要素でしたら

  • いつも90分かかっているミーティングを75分で終わらせる
  • 1日50件かけていた営業アポを60件かける
  • 30分かかっていた終業レポートを25分で書き上げる

などの少しだけ今よりも負荷を重くしてみるのはいかがでしょうか。

 

また、「休息」に関しても、絶対安静=睡眠はもちろん大切ですが、それに加えて、アクティブレストという考えも取り入れてみてください。

例えば友人と会うこと、読書をすること、旅行をすること、そしてもちろんジョギングなどの運動も適当だと言われています。

脳のアクティブレスト、すなわち、普段の仕事とは別の(低負荷な)刺激を脳に与えることで、脳の超回復が促進します。

ちなみに、入浴もアクティブレストとして有効であるとされていますが、近年、お風呂に浸かるよりも、シャワーを浴びるほうが「脳の超回復」の視点から見ると有効なようです。

お風呂に浸かることで必要以上にエネルギーを発汗等に使用してしまい、超回復に十分に注力できない為とされています。

日々活躍される皆さんだからこそ、さらなる脳力のアップでビジネスパフォーマンスを向上させるためにも上記の超回復のステップを試してみてはいかがでしょうか。

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