運動

出張から始める運動習慣のススメ

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加藤 功甫

加藤 功甫

シニアコンサルタント株式会社Bodytune-Partners
NPO法人Connection of the Children 代表理事 一般社団法人日本スポーツ&ボディ・マイスター協会 ディレクター 横浜国立大学大学院修了。運動生理学修士。 元中高一貫校保健体育教師。 2011年、25社の協賛を得て、ユーラシア大陸2万キロを自転車横断。 各地の教育機関を訪問し、教育の可能性を研究。 2013年、非営利活動法人を立ち上げ、グローバルでローカルな教育プログラムを開発。全国の教育機関でプログラムを実施している。 2014年より、日本スポーツ&ボディ・マイスター協会でスポーツイベントの企画運営に関与。 年間150回のイベントのオーガナイズを実施。 主な研修テーマはレジリエンス、マインドフルネス、コミュニケーション、チームビルディング、キャリア、多文化共生。 2013年、2014年トライアスロン(ロング)日本代表 2015年、サハラマラソン250kmを完走。 資格 小学校教諭専修免許 中学校教諭専修免許(保健体育) 高等学校教諭専修免許(保健体育) 水泳1級 書籍 『ユーラシア大陸自転車横断2万キロの旅』 (枻出版社 2012)

2018年は平昌冬季オリンピック

2019年はラグビーW杯

2020年は東京夏季オリンピック

2021年はワールドマスターズゲームス

今年の冬季オリンピックは隣国韓国。

その他3つは日本での開催。

この4年間は、日本中が熱くなる、

過去に類を見ないスポーツイヤーとなります。

「運動をしようと思っていたんだけどなかなか機会がなくて・・・」

というビジネスパーソンも、今年は当たり年です。

多くの日本人がスポーツに興味を持つ中で、

「私もオリンピックイヤーでしょ?なので今年から●●(運動)を始めたんですよ」

と始める口実を作りやすいです。

営業でお客様との会話始めにももってこいです。

そしてそれは口実だけにとどまらずビジネス全体にも良い影響を及ぼします。
ポイントは2つ。

1)
風邪をひきにくい(ひいても治りやすい)ため、
体調面でのビジネスパフォーマンス低下のリスクが軽減

例えば、ある研究では、運動により、体がもつNK細胞という
防衛細胞の働きが活性化することもわかっています。

NK細胞といえば、笑いによりその活動が活性化することでも有名ですね。
運動と笑いを日々の生活に取り入れることで皆さんの体は日に日に強くなります。

同時に運動をすることで体温の上昇も促すことができます。
体調が悪いとき、私たちの体は自然と高体温になるのは皆さん
経験からご存知かと思います。

普段私たちの体は脳にある視床下部という部位により
恒常性が保たれており(ホメオスタシス)、体温であれば37度前後にセットされています。

それが体内へ何かしらの異物の侵入を感知すると、
異物排除に向け様々な対策を開始します。

体温が上昇するのもその一つ。

私たちの免疫機能は体温が高くなることで
その威力を最大化することができるからです。

したがって、運動により血流が促進、体温が上昇することは、
自然と私たちの免疫機能の働きの活性化を促進させることになるのです。

2)
適度な運動により脳が活性化、集中力高く仕事ができる

筑波大の研究によると、軽度の運動は
自身の注意や行動をコントロールする能力をアップさせる効果があるそうです。

また、「脳を鍛えるには運動しかない(NHK出版)」では、
運動することにより、脳の神経細胞や、
脳に栄養を送る血管の生成を促進することも明らかにされています。

脳の神経細胞が増えたり、栄養を送る血管が増えたりすれば
それはイコール、脳の持つ性能をより高く発揮することができることになります。

とはいえ、なかなか今までの生活を変える一歩を踏み出すのは
容易なことではありません。

つい、いつも通りの時間に起床し、いつも通りに出社、いつも通りに退社、
というリズムを維持してしまうのは致し方ありません。

では、どこに突破口があるのか。

「出張」

です。

寝る場所も、出社する場所も、対人する人も変わる出張は、
絶好の「今までやったことのないことに挑戦する場」です。

いきなり走り始める必要はありません。
まずは、朝30分早く起床して、ホテルの周りを散歩してみることから始めてみましょう。
服装も運動ができる格好でなくても構いません。
スーツしか持っていかないのであれば、スーツでも構いません。
ゆっくりと、体が少し暖かく感じるくらいのペースで歩いてみましょう。

寄り道も大歓迎。朝からやっているカフェに入ってモーニングを頼むのもありです。
眼に映る世界はどれも新鮮で、30分などあっという間にたってしまいます。

そうして、朝から体を動かし、体温をあげ、
免疫機能を向上させ、さらには脳への血流量をアップさせることで
朝から高いパフォーマンスを発揮できることでしょう。

副次的に、街を歩くことでお客様との最初の会話で話すネタも手に入ります。

私もいつもと違う場所に行く際は、必ず朝宿泊した場所の周りを
走るようにしています。

仮についついサボりがちになってしまっていた運動習慣も
出張を挟むことでリスタートのきっかけが生まれるのです。

出張から始める運動習慣。
体は健康、脳は明快、そしてつかみのネタも仕入れられる、
まさに2018年、スポーツイヤーの初年、
一挙両全なビジネスパーソンの取り組みではないでしょうか。

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