健康推進コラム

気温差に負けない秘訣は頭蓋骨にあった!~1日3分の耳ストレッチ~

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木村 美穂

木村 美穂

”自由に動ける身体づくり”をモットーにパーソナルセッションと専門学校講師として活動中。自分の身体と向き合って、脳内に轍を作っていくことで自らの人生を切り開く・目標を達成するサポートをしています。 リハビリや日常生活動作の改善、慢性痛の解消を得意とする。身体と対話することで、人生をもっと豊かにしませんか? 【保有資格】JSPO-AT、SkinStretch®︎スペシャリスト、幼児体育検定2級 【note】 https://note.mu/cohplus 【Twitter】 https://mobile.twitter.com/mihoo176 【KAKULOG】 https://cohplus.hateblo.jp/

気付くと夏も終わり、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。

季節が移り変わるタイミングは、どうしても身体や心に影響を及ぼしやすく、その原因の多くが「自律神経」に関わるものです。

 

|体調に大きく影響する自律神経のしくみ

自律神経とは、交感神経と副交感神経に分かれており、それぞれが身体にとってのアクセルとブレーキのような役割を果たしています。

この二つがお互いにバランスを取りながら入れ替わることで、人間は活動も休息もできています。

そんな身体の大事なシステムは、いろんなことに影響を受けながら変動していますが、私たちが生きていくなかで起こっている変化がこの3つです。

1.日内変動(朝と夜での変化)
2.年内変動(季節による変化)
3.生涯変動(加齢に伴う変化)

これらの変動で自律神経がバランスよく入れ替わることで心身のバランスも調整しているのですが、なんらかの理由が原因でバランスが崩れる事により、上手に調整できなくなってしまうと、不調が現れてきます。

 

さて、この3つの変動のうち、日内変動と呼ばれる1日単位での自律神経サイクルはご存知の方も多いのではないでしょうか? 1日のうち、日中は交感神経が優位となり、夜間は副交感神経が優位になるといわれています。

そこで今回は年内変動、季節による変化についてご説明します。

 

|自律神経の年内変動とは? 夏と冬でどう違う?

北半球では、春夏秋冬で自律神経は下の図のように変化しています。

このように大きく分けて夏と冬では、夏の場合は気圧が下がるので副交感神経(ブレーキ)が優位になりやすく、冬は高気圧の影響で交感神経(アクセル)が優位になりやすいということがわかります。

そのため夏場はなんとなく疲れがちで、暑さもあり活動的になりにくく、冬場は寒さこそあれ、気持ち的に前向きになりやすいです。

ですが、交感神経(アクセル)が常にONの状態が続くと、身体の免疫力のバランスが崩れ、体調を崩す原因にもなります。また、この逆で副交感神経(ブレーキ)がONになり続けていても、身体にとっては負担となってしまいます。

あくまでも、バランスが大事ということですね。

 

|頭蓋骨を整えて、自律神経を調整しよう!

さて、このようにすごく繊細な自律神経ですが、普段意識できないことをコントロールしている半面、私たちの意識ひとつで調整し、様々な方法で体質や体調の改善につなげていくことができます。

 

みなさんは、頭蓋骨が15種類23個の骨で形成されていることはご存知でしょうか?

大きな一つの骨ではなく、細かな骨がパズルのように組み合わさってできています。

この頭蓋骨は1分間に10回前後、呼吸をするように膨らんだり元に戻ったりという動きを繰り返します。この頭の骨パズルが正常に噛み合わないと頭が締め付けられて、自律神経やホルモンバランスなどに様々な影響を及ぼします。

そのうちの「蝶形骨(ちょうけいこつ)」と呼ばれる骨は、頭蓋をつくる様々な骨とつながっていて、多くの神経を通していたり、ホルモンに大きく関わる下垂体を乗せていたり、筋膜で内臓とつながっていたり…少し考えただけでも身体中に影響を及ぼす骨だということがお判りいただけるのではないでしょうか?

 

そんな蝶形骨ですが、実は体表から触ることができるポイントは1か所だけなんです。

目じりからこめかみにかけて触っていくと、ぼっこり窪んでいるところが触れるのですが、そのくぼみこそが蝶形骨の大翼と呼ばれる部分。

ここを指先でじんわり押さえます。約10秒位、弱い圧で押せばOK

※人によっては痛みを感じる方もいるかもしれませんが、強くやったから効果がでるといったことはありませんので、心地よいと感じる強さで圧を加えてください。

 

蝶形骨が整うと、自律神経が調整できるだけではなく、眼精疲労や頭痛、顔面痛などにも効果が期待できますので、気が付いた時に触れるように、鏡でチェックしてみてくださいね。

 

とはいえ、中には「もっと手軽に、わかりやすい方法があると助かる!」なんて方もいらっしゃいますよね。

そんな方は、今からご紹介する「耳ストレッチ」をまずは試してみてください。

 

|とっても簡単!頭痛改善などの効果がある耳ストレッチ!

先ほど、蝶形骨自体はひとつのポイントからしか触れないとお伝えしましが、蝶形骨と繋がっている周囲の骨や筋肉なら触ることが可能です。

 

側頭骨(頭の横)や頬骨(ほっぺの骨)にくっつく「側頭筋」と呼ばれる筋肉があります。

ぐっと歯をかみしめたときに、耳の上あたりで感じることができる筋肉です。

この側頭筋をストレッチすることで筋肉の付いている骨の位置を調整します。

方法は簡単!ご自身の耳を親指と人差し指で包み込むように持ち、横、上下、前後にひっぱるだけ。

※この時、ぐいぐい引っ張るのではなく、ゆっくりじんわり伸ばしていくことがポイントです。

これを1日1回、3分間行うことで効果が出ます。

こういったエクササイズを実施した後は、やる前よりも眼がぱっちり開くようになったり、視界がひろがったり明るく感じたりする方が多いです。

そのほかにも、頭痛の改善や集中力アップなど、様々な効果が期待できますので、ぜひお試しくださいね。

 

 

 

ほんの少し、心と身体に耳を傾ける時間を作るだけで、変化が出ます。

ご自宅でも、オフィスでも、移動中でも、場所を問わずできるのでぜひセルフケアしてみましょう。

四季を楽しむ余裕をもって心も体も健康に、楽しくビジネスに取り組めるようにしたいですね。

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